
この山に登るのも久しぶりのこと。前回はかつての林道で登山口まで来ているので、2016年の豪雨災害以降では初めてとなります。
ニペソツ山同様、2016年の豪雨災害によりかつての林道は使えなくなる。別の林道から豪雨災害を免れ生き延びた登山口近辺へ上手く繋いでくださり、比較的道の良い14kmの林道走行で現在は登山口へ行けます。
登山口までの林道を管理してくださっている森林管理署には大変感謝です。
4:15am 登山口を出発。林の中や沢沿いを進み渡渉地点へ。

渡渉の後、北海道三大急登に数えられるシュナイダーコースの尾根に取り付きます。いきなりガツーンと登るのでゆっくりゆっくり。幸い涼しい日にあたり登るには最適なコンディションです。
コルリ、コマドリ、クロジなどなど色んな鳥が囀り耳を楽しませてくれます。行く先には水先案内人のエゾライチョウの姿も。
斜面から尾根上に上がり、緩やかに進んでいくと次第に周りの景色もチラホラ。

つい先日登ってきた山が見えるのは嬉しい瞬間の一つですよね。北側から見るニペソツ山は槍ヶ岳の様に尖ります。良い姿ですね💮
シュナイダー尾根は途中から次第に勾配が強くなり、大きなステップや岩場も出現。焦らず急がずゆっくりと。次第に稜線が近く見えて来て励まされます。

約800m強の尾根を登り切ると、正面に大雪山が姿を現します。


石狩岳の頂上がついに目の前に。ここの景色はなかなか好きなので、いつもゆっくり休んでから頂上へ向かいます。
稜線歩きはお花がたくさん出迎えてくれました。




思いがけず沢山の花に出会い、なかなか前に進みません(笑)ゆっくりお花を楽しみながらいよいよ山頂へ。

トムラウシから大雪山が一望出来ました。


多少ガスが出ましたが好展望に恵まれました。景色よく涼しい風が吹く快適な山頂でゆっくり過ごしたのち、下山しました。
6月は東大雪の主要な山、ウペペサンケ山、西クマネシリ山、ニペソツ山、そして石狩岳をいずれも良い日に登る事が出来ました。山ではテント泊、里では糠平温泉ホテルさんでゆっくり温泉に浸かり♨️、山菜をふんだんに使った美味しい料理と🍻を盛り沢山いただき英気を養いました。
大変お世話になりました☺︎
糠平温泉ホテル↓↓